遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

ジムで恥ずかしいこと

2021.10.22

ジムでプロティンドリンクを注文するのはけっこう難しい。

「プロティンを飲みます。200gでぇ」

「20gですね?」

「そ。それと、プレー…プレーン?」

「はい。プレーンですね?」

「それと、ムトーセーチョーニューで」

「ムチョーセー(無調整)トーニュー(豆乳)ですね?」

「そ。それ」

 

心で唱える。

・・・むとー?むちょー?・・・

首傾げてたら出来上がる。

カウンターでズルズル飲む。

 

「ご馳走様でした」とうつむいて言う。

カウンターで何か言ってくれたけど目を見ないからわからない。

プロティン頼むたびに、カタコトの日本語みたくなって、もうオタオタするのも皆が慣れてくれて理解してくれてるみたい。

それを知ってるから、恥ずかしくって、うつむいて帰るんだ。

 

プロティンの注文がスラスラ言えるようになればいいなぁ。

 

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