遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

夜11時に集まるメンバー

2021.02.26

深夜帯のジムの光景。

やはり、男性がお腹の脂肪を掴んでる。気になるようだ。

それを隣で寄り添いながら指導する同じ年くらいのトレーナー。

これは、女性とエステティシャンの関係じゃないか。

 

「私もお尻の脂肪が・・・」と鏡に映る自分のお尻を見て、言葉が止まった。

・・・白いジャージの下から青色のパンツが透けて見えてる。

「パ・・・パンツが・・・」

プロレスラーさんのトレーナーが言った。

「僕、トレーニングが終わってから、教えてあげようと思ってました・・・」

そして

「僕、すぐ気づきました」

 

深夜帯は不思議な空間だ。

楽屋っぽいというか、一日の終わりには赤裸々な本音が出る。

俺の腹の脂肪・・・

遙さんのパンツ青色・・・

私のお尻の肉・・・

 

寝る前に、必ず会うメンバー。

これはひょっとして、限りなく、家族、に似てるんじゃないか・・・。

面白い事になってきたぞ。

 

 

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