遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

未来を語れるか・・

2024.05.06

世話になったアパレル店員さんが辞めるというので行った。

最後のウェアを選んでもらった。

彼女の助言でよい服を買ってきた。

お礼と別れを告げた。

彼女は今後の予定を話した。

 

 

まず資格を取って、次にインストラクターになって、将来は自分のスタジオを持って、その先にはパーソナルインストラクターになりたい。

 

 

聞くだけで、「私も行くっ」と言いたくなった。

予定ってなんて眩いんだ。

自分にも、未来、とか、将来、とか、あった。

人生設計とかあった。

でも歩んでみると、設計通りに行かないことを知った。

いつしか未来予定よりも現実に追われるようになった。

今もまだ、現実、しか見ていない。

未来を見れるのは若者の特権だ。

気が付けば、「将来・・」という文脈を使わなくなった。

将来を夢見ながら、現実を生き、やがて過去を生きないように。

眩しい未来設計を聞いた夜。

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