遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

カネと時間と心のない時代を生きる

2022.10.04

ジムで漠然と5台並ぶテレビモニターを見ながら思う。

5チャンネル同時視聴なら、見るに耐える・・・。

どこの局にせよ、一局のみではもう魅力がない。

5チャンネル総動員でようやく見るに耐えるレベルになる。

そう感じながら見た。

ひとつはずーーーーっとミサイル問題。ずっと引っ張る。

ひとつは何が何でも統一教会。これも引っ張る。

ひとつはドラマ。

ひとつは通販。

どれも一局では脆弱。視聴者をとどめる求心力はない。

 

私はほぼ、韓流チャンネルつけっぱなし。

NHKのドキュメンタリーのみ録画して見る。

カネも歳月もかけて、そこに製作者の信念が見える。

カネと歳月と信念。

今、どの局のどの番組にそれがあるだろう。

カネと時間と心を入れた番組ゼロ時代をどう生きるか。

姉はもうラジオに切り替えた。

新しいラジオをプレゼントする約束してきた。

 

カネなく、時間かけず、ちっぽけな権力者の機嫌取ることにヒーヒー言ってる局員に、感動できる番組も、視聴者を幸せにできる番組も作れるはずもない。

貧困の時代という。

喜びが貧困でどう力が湧くというのか。

 

真面目ッ。

 

 

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