遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

ハズレの日とはこのことだ

2022.09.25

講演会場のあるビルは巨大だった。

ビル内のパーキングに車を止めると、そこにアテンドがきた。

そして言った。

「遙さん。私、どうやったら会場に行けるかわからないんです」

・・・?・・・

「じゃあ、あなたはどうやって会場からここに来たんですか?」

「すごく迷ってここにたどり着きました。でも、屋上出たり、いろんな扉開けたり、エレベーター乗っても駐車場専用だったり。なので、どうやってここに着けたのかもわからず。だから、会場も行き方がわかりません」

「会場から来たんですよね」

「そーです」

「とりあえず行きましょう」

結果、屋上出たり、またパーキングに戻ったり。

会場まで徒歩20分かかった。

・・・シンポジウムはもう始まっていた。

つまりは・・・遅刻した。

 

いつも思うのだけど・・・

マネージャーとか、アテンドとか、なんで現場にいるのだろう。

講演終わり、今度は「パーキングの行き方がわからない」というアテンドに代わり、主催者が送ってくれた。

なんと・・・

一分の距離だった。会場の階段降りたらもうパーキングだった。

 

講演に疲れたのではない。

舞台用のピンヒールで歩き続けて疲れた。

夜、料理作る力もなく、うどん屋さんでうどん食べた。

財布忘れた。

 

今日は、そんな日だ。

 

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