遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

仕事する度、お詫びする

2022.09.25

昨日、私に会いに来てくださった先生にお詫びの電話をした。

講演会場の出口で、私が出てくるまでずっと待ってて下さった。

楽屋見舞いのお菓子を持って。

 

「私に会いに先生が来られるので客席に案内してください」

 

これが、いかに神業か・・・

駐車場から会場の案内に20分かかったアテンドにそれを伝えても、おそらくできない。いや、きっとできない。

できるわけがない。

「客席は当選ハガキを持った人しか入れません」

「だから関係者だと言っとるやろがっ」を、飲み込んだ。

会場スタッフでしっかりしてそうな方を探し、頼んだ。

舞台から客席に先生を確認でき、一安心して講演はじめた。

 

楽屋に入るために、先生にはアテンドの携帯番号を教えてある。

がっ。できるわけねーよな。

予想通り、楽屋にその人が来ることなく、出口でずっと待ってたというわけだ。

 

仕事する度思うけど、企画会社やプロダクションやらが入ると、多くの場合、失敗する。

「ステージのホワイトボードは片づけましょうか」

「過去も今も未来も、ホワイトボードなんか使ったことねーよっ。何度仕事してて覚えないんだっ」という言葉を飲み込み、はい、という。

 

ああ

一人で仕事がしたい。

 

 

 

 

 

 

 

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