遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

名前を知らないあなた

2022.05.20

トレーニングしてると、女性が私に話しかけてきた。

「私・・・ここ辞めようと思うんです」

・・・なんで私?・・・

私はその女性の名前も知らない。

でも、私を選んで相談しにきてくれた、ということらしい。

 

「嫌いな人がいるんです」

・・・私だっている。

「喧嘩したんです」

・・・私なんてしょっちゅうだ。

「こんなひどいこと言われたんです」

・・・それはないかな・・・

「だから、もう来たくないんです」

名前も知らない女性に聞いてみた。

「ここに、何しに来てるの?皆と仲良くしにじゃないでしょ。サークルじゃないから」

「そーです」

「嫌な奴いたって、関係ねーじゃん。なんでそんな奴のためにトレーニング辞めるの?」

「そーですね」

「辞めたらやることないよ。買い物もそう買ってらんないし」

「そーです」

「映画っていってもそうおもろいのないし」

「そーです」

「辞めたら退屈だよ。来たら?」

「そーしますっ」

 

つまり私は自分の事情を語っているのだ(笑)。

 

share

Tweet

  • 日経ビジネス電子版