遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

対立するプロ意識

2022.01.14

色の魔術師さんに、毛染めに行く。

これ以上どう丁寧に作業できるのか、という生え際の脱色だ。

美容師というより職人だ。

で、また、意見が対立する。

「もっと金髪に」の私に「これ以上無理」という魔術師さん。

できないという人に強要できず、結果まかせるしかなくなる。

「最大限明るい色できれいな色。すれ違う人がその美しさに振り返るくらいの美しい色っ」とオーダーする。

できあがり、「きれいな色」と私が言う。

魔術師さんは「でも望んだ色じゃない」と返事する。

そう。よくわかってるじゃないの。。。

 

結果、来月に金髪にすることになった。

やっと合意が取れた。

好きにする。好みの色にする。髪を好みにする。

それだけでどれほどの労力と歳月を弄しただろう。

やがて一年になる。

まだ好みにならない。

 

「この部分が色抜けが悪い」と魔術師さん。

「そんなの素人にはわからない」と私。

どっちも妥協を許さない。私も決して譲らない。

我々にどんな未来があるのだろう。。。

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