遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

ハンカチタマゴ様へ

2021.10.27

今日の講演会場はオープンカフェというお洒落な空間だった。

カフェに集まったオフィス街の人に語り掛けるようなスタイル。

平場のトークショーてな感じ。

途中、客席の男性が、私にハンカチをくれた。

ジェスチャーで、「汗拭いた後、これ、返すの?それともくれたの?」と聞いた。

おそらくだが、「どっちでも」というジェスチャーの返事。

こういう本番中のやり取りも、平場ならでは。

ステージだとこの距離感は出ない。

じゃあ、とばかりにハンカチもらって楽屋に帰ったけど、申し訳ないからサイン色紙をプレゼントしようと思った。

サインに加え、ハンカチ王子様へ、と書こうと思った。

「えっとー。王子様のオウって、この字?」とスタッフに聞く。

「はい。その字です」

「オウジのジは?」

「子というジです」

「え?それじゃあ、タマゴっていう漢字になっちゃうじゃない。ハンカチタマゴ様ってなっちゃうじゃないっっ」

「タマゴとオウジは違う漢字です」

「一緒じゃないっ。オウジって書きたいの」

「タマゴから、点を消せば、オウジです。王子、玉子、ねっ?」と教えてくれた。

「おおおおおおっ。ホントだ」

 

・・・・こんなレベルが今日の講師だ。すんません、だ。

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