ダンスクラスに参加した。

私の職業を知った人たちは、頑なに知らないフリをしてくれる。

申し訳なさで胸が痛い。

フツーの方々が演技をしなきゃいけない。それも日常で。

そんな負担をかけてる。

彼女たちのいつもとのほんのわずかに違いに私は気づく。

ほんのちょっとぎこちないんだ。

そのぎこちなさに、申し訳なくて涙でるよ。

しんどい思いさせてるなぁ、って。

暴露したほうが皆が楽になるのかな。

でも、いずれはバレる。

今は、フツーで居続けてくれる環境に甘えよう。

BTSのダンスナンバーになる。

「えっ？もうBTS？　BUTTERは最後じゃないの？」と横の女性に聞く。

「よく聞いて、これはBUTTERじゃなく、ダイナマイトよっ」

「ダイナマイトッ！？　予告も振り付けもなくっ？？？」

・・・で、いきなりダイナマイト。。。

すごい。素晴らしすぎる先生だ。

これで、BUTTERとダイナマイトを克服だぁっ！