遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

感動を探す散歩

2021.05.05

繁華街は死んだようになってる。

でも、商店街の個人商店は開いてる。

企業は休み、個人は生きようとあがく。

当然だ。

警察官が立つ繁華街を脱出し、商店街を歩く。

先日失敗したレストランのリベンジだ。

入ったシャブシャブ屋さん。大正解だった。

心があった。

野菜にも、タレにも、とうがらしにも、麺にも、お茶にも。

なぜ、美味しそうに見える百貨店の総菜が、帰るとそうでもなくなるのか。

そこに心がないからだ。

 

テストをした。

野菜の皿に、食べ残したサツマイモの皮を置いた。

皿にはまだちょっとだけモヤシとワカメが残ってる。

一見、皮もモヤシもワカメも、見分けがつかない。

「麺を作りましょうか」と店長さん。

皿から皮だけを残し、モヤシとワカメをお湯に入れた。

・・・ちゃんと見てる・・・

私はまた商店街で、人生で通うお店を一件、ゲットした。

 

今日も感動した。

 

 

 

 

 

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