遙日記
苦難の時代は宝塚に行くといい
2021.01.14
人々が苦難の時代ほど宝塚歌劇が輝く時はない。
何十年も見続けてきたラインダンス。
女性たちが手を繋ぎ、「ヤッ」という掛け声を上げながら足を上げて前に突き進んでくる。
その力強さと迫力。そのメッセージに・・・泣いた。
望海風斗というトップスター。
あの力強い歌唱力。芸術は爆発だと岡本太郎氏は言ったが、爆発レベルの力強さがもたらす感動がある。
弱い芸術なんかない。芸術には強いエネルギーがある。
苦難の時代は宝塚に行けばいい。
女性たちの全身全霊のみなぎる力を前に、乗り越えられない苦難などない、と、知ることができる。
観劇後、宝塚ホテルで、ステーキフルコースと、エビフライを単品で注文した。
「エビフライ好き?」と友達に聞くと、「かなり好き」という。
店員さんが「パンですか?ライスですか?」と聞くので「両方」と注文した。
望海風斗さんの歌に打ちのめされ、ラインダンスの「ヤッ」を浴び、ステーキとエビフライ、パンとライスを食べたら、何かに勝てそうな気がする。。。