遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

職業が違うことの絶望

2021.11.25

学者の友人たちを舞台観劇に誘う。

まず・・・

彼らは待ち合わせの喫茶店に、たどり着けない・・・。

会場入口にあるカフェ、というのが彼女たちにはわからない。

「だって、駅は地下だから、地下のカフェを探した」そうだ。

で・・・ギリギリになる。

チケットを渡し客席集合にする。私はトイレだ。

まず・・・

彼らは自分の座席にたどり着けない・・・

チケットにある座席の読み方がわからず、なんと最前列の中央に座ってしまい、係員からたたき出される。。。

「一階」の文字を、どうやら一番前と、解釈したそうだ。

緞帳が上がってから、彼女たちは本来の座席に着席した。

で・・・

寝る・・・・・・。

彼女たちには歌や踊りを楽しむ感覚が希薄だ。で、寝る。

私は怒る。するとひとり登場する度に「この人誰?」と聞く。

で・・・

後部座席からクレームが出る・・・・。

私は怒る。「一人一人名前を聞いて、で、どうなんだ!?」と。

すると「あとでググるのよ」という。

でも全員の初耳の芸名など覚えられようはずもない。

つまり・・・・

学者は、芸術鑑賞は、無理だということがわかった。。。

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