もうすっかり常連と化したジム。

常連とはどういうことかというと・・・

トレーナーが私を見つけ、なにやら封筒を持ってくる。

「僕、病院の予約とれました」

私がやかましく病院に行けと騒いでたら、予約の報告に来た。

封筒の中の書類は予約日だった。

「お。。。やっと診察。おそっ」

屈強なボディビルダーでも、身体の弱点はある。

そういう身体の事情を、もう理解するようになった。

 

「私、下腹をもっと鍛えたい」と下腹をポンポンする。

「ただし、おもろい機械を使って」

チョーおもろく、チョー難しい機械を教えてくれた。

「むりっ。難しいっ。体力がつかんわ」

そう言って、二人で鏡に映る私の姿を見て、ため息つく。

 

私が苦手な人も覚えてくれてる。

「あ。来た。もうあがって」

私のイヤホンが壊れたことも知ってくれてる。

「エストにイヤホン専門店がありますよ」

ほんのⅠキロ重りを増やしたことにも、気づいてくれる。

「お。頑張ってますね」

 

こういう場所があと2個あれば、けっこう楽しく過ごせるぞ。

お稽古事を増やす！

これから、探すっ。