遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

また先輩が逝かれた

2024.06.13

今日はざこば師匠のお通夜だ。

ご家族で営まれる・・・。

今年に入り、「ようこ」という電話がなくなった。

なんで私から電話しなかったのか、顔見に行かなかったのか。

神経、嗅覚、直感、洞察力、が、研ぎ澄まされた方だった。

私に見抜けない人間を、

 

 

「わからんか?」

 

 

とニヤリと笑う。

「〇〇師匠と、ざこば師匠と、私と、一緒にトークやりませんか?」と持ち掛けた。

「ようこと俺は合う。〇〇師匠とようこも合う。でも、俺と〇〇師匠は合わんで。」

そして言う。

 

 

「わからんか?」

 

 

また、にやりと笑う。

この優れた洞察力は育ちの厳しさからくるものだと思っている。

芸能界で、誰にも媚びず、気に食わねば席を立てる人だった。

その気概を目に焼き付け、そのカケラでも身に着けて生きたい。

一生懸命生きる姿がかっこいい。

そんな芸人さんだった。

寂しくて仕方がない。

 

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