遙日記
遊びたいだけやのに
2024.03.27
やっちまったよ。
「あなたは教えるのが下手だ」と先生に言ったら、
「君が家で書く練習をしないからだ」と怒った。
英会話だ。
どうしても言ってしまう。
黙ってることができない。
「なぜ私のわからなさが、あなたは理解できない?」
この先生すっげーな、と思う人もいる。
そういう人は共通して、相手のわからなさに敏感だ。
あ、ゆっくり喋ってあげよう、とか。
あ、ひょっとして出ないのはこの単語?とか。
ダメな先生は、まず自分が喋る。
聞いてもないことを教える。
例えば、「髪の毛」というと、「植毛」まで教える。
植毛?
そんな単語、きっと死ぬまで使わねーぞ。
飛躍するし、何が教えで、何がジョークか混乱する。
つたない英語を途中で遮って、自分が喋る。
合コンかっ。
あーあ、めんどくせ。
どの先生かを指名しないよう努力してきたのに。
人気の先生は取り合いだ。早くに押さえないと。
つまり、英会話に縛られる日程が続くよ。
遊びのつもりが、仕事かっちゅーねん。