久しぶりに宝塚を見る。

トップはじめ、主演級の人たちの、姿に圧巻。

立ち方、動き、手先、すべてか数十年かけて身にしたもの。

数年では身に着かない動態だ。

やっぱ、ここにしかできないことがある。

数十年努力しなきゃ身に着かないものがある。

客席降りのシーンがあった。

若い娘役が私の隣に来た。

その子をじっと見つめて拍手を送った。

去り際、その子は私に笑顔をくれた。

「がんばりや～」と願った。

2千人のホールを毎回満員にできる。

みんな、美しいものを見たいんだ。私も。

美しさに浸ったら、エネルギーもらう。

いい仕事だと思う。

人に夢や元気を届けられる。

昔、生前の父が言った。

「おしゃれしろ。きれいな女の子がそこにいるだけで、周りの皆が幸せになる」

それを体現してるのが、宝塚やな。やっぱし。