夢を売る商売において、

実は夢なんか幻想でパワハラの温床だ、と言われたらどうか。

もし私が、タレントなんて実は苦悩しかない、と言ったら。

今日、こんなおバカな一日でした、と、ブログに書いて、

実は深刻な病気だ、と告白したら。

この世から、夢が消えるのだ。

夢を売る商売において、どこまで真実を吐露すべきか。

身も蓋もない現実がそこにもあって、だから夢を売る。

一般と芸能界はそういう関係だ。

芸能人が闘病を書く場合、勇気や共感を提供できる。

最後の最後まで、何かを売って生きるのが、芸能人だ。

その向こう側にお客様がいる。

伝統と言うけど実はシメられてました、と言われたら。

ラインダンスやめよう。過重労働だ。疲労骨折する。

トップスター制度やめよう。ヒエラルキーがパワハラを生む。

正義の代償は大きい。