遙日記
世界が崩れる針の穴はどこだ
2022.11.03
出版社の元社長たちと食事会する。
社長歴12年、会長歴2年、顧問2年の大ベテランと喋る時ほど頼もしいことはない。
出版界の全部を知ってる。
もう一人の社長は、自分の出版社を持ってる。
「無名の出版社でも、ヒット作出すことできるの?」と私。
二人そろって、表情ひとつ変えずにいう。
「できるできる。よくあることだ」
私が、「東京来たから食事しよ~」
そう声かけると来てくれる。
「僕、遙洋子が好きっ」と言ってくれる。
次、この二人のどちらからか、ヒット作出したいなぁ。
韓国のドラマヒット作の制作現場のドキュメンタリー見た。
もう、テレビ局主体じゃない制作スタイルが確立されてる。
日本の作品がつまらないのは、ずっとテレビ局主体だからだ。
一局のための番組ではなく、世界に配信する番組。それは局では作れない。
当然だ。
針の穴から世界を変えたいなぁ。
日本に自浄効果はない。
番組の質はどんどん悪くなってる。
「偽物が闊歩する時代の次には、必ず本物が台頭する時代が来る」と出版社社長はいう。
信じてみよう。