遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

駆け込むダンス

2022.09.03

やっぱダンスっていい。

どの世代もそう思うのか、若年層から中高年まで満員だ。

なんしか、気持ちいい。

日常で動かすことのない上半身を動かし、肩も胸も使う。

「高齢施設でこれやったら健康寿命伸びるのになぁ」と思う。

ダンスやれば認知症患者も減るのに。ウツも減るのに。

ガンガン音楽鳴らして非日常にし、そこで全身運動をする。

汗飛ばして踊るのも、私みたいにチンタラ踊るのも自由だ。

キレッキレのダンサーが目の前でプロの踊りを見せてくれる。

それをそのままマネするわけだから、ノリノリだ。

なんで、こんな素晴らしいモノがもっと流通しないんだろう。

 

昨日「あの、ダンス、混んでます?」と高齢女性に聞かれた。

「混んでますが、1名くらい入れますよ。すぐ埋まるから急いでね」と助言した。

その女性が、今日、決死の勢いで駆け込んできた。

一席の空きをその女性が取った。

そのあとで駆け込む人たちはみんな、定員オーバーでアウト。

 

ダンス終わり、声かけた。

「がんばりましたね。入れましたね」

「一名だけ入れるって教えてくれたから・・」

「がんばりましたね」

いつの間にか私はもう古株だ。

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