遙日記
焼肉は喧嘩が似合う
2022.07.13
兄が珍しく私を焼肉に誘った。
食えや食えやと勧めてくれる。
「じゃあ赤身。アブラの少ない肉。それと、テッチャン」
「お前、ホルモン食うんか。赤身にしといてなんでアブラだらけのホルモンやねん」
「ホルモン食いたいからせめて肉は赤身なんやろっ」と喧嘩。
テッチャンくる。
「うわああ、アブラだらけやんけっ」と兄。
「うまっ、うまっ。身体に悪いもんは、うまいっ」と私。
ミノがきた。
「なんで、テッチャン頼んだのに、ミノも頼むんよっ」と私。
「テッチャン食べたらもう食べられへん、俺、持って帰るわ」
「食べられへんに決まってるやんっ。なんで頼むんっ」
「好きやねん。ミノ」
「ほな、たべーな! 一枚だけでもたべーな!!」と喧嘩。
肉食った後、トックと、冷麺食べた。
「お前・・・よーーーー食うな・・・」とウ〇コ見るような目で私を見る。
憮然という。
「私は、食うよ」
ひひ。思いっきり、食ってやった。