遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

私にとっての不思議なこと

2022.03.16

はっさくにハマった私は、今日もはっさく買いにスーパー行く。

梅田を歩くと若い人だらけだが、スーパーにはご年配が多い。

そのご年配が私に声かけた。

「かわいーーーわねーーー」

・・・ん?・・・

「かわいーわー。可愛いっ」

それが私に向けての言葉だと気付くのに時間がかかった。

可愛い? どこを指して? 顔はマスクだ。金髪か? ファッションか?なんだ?

「可愛いわーーー。これ」

それは、私のポケットからぶら下がってる、ぬいぐるみだった。

「ああ。これですか? これ・・・」

とぬいぐるみを見せてあげた。

「これ、キーホルダーのぬいぐるみ」

「あらーーー。そーだったのーーー。可愛いわぁ」

 

不思議な経験だ。私はよく知らない人から声かけられる。

いつもは行かない薬局に行く。

「もう、お腹が痛いのは大丈夫なんですか?」

・・・なんで、知ってるんだ・・・

何度もなんで知ってるのか聞いたけど、答えてくれなかった。

 

サウナに行く。

「近所に住んでるの?」とご婦人。

「よく来るの?」

「・・・毎日です」

「あらーーー」

てな具合。

 

私は家を一歩でたら、社会の誰かと喋ってる。

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