ダンスのパーソナルトレーニングを受ける。

登場した先生は金髪だ。

私を見て「ダンスの先生かと思いましたっ」と驚く。

「ダンス素人ですよ」

「アクターになられたらいいのに・・・」

・・・もう、アクターですよ・・・

ダンスをパーソナルで習える時代がきたのだな、と感慨深い。

「このスタジオは？」

「私が借りてるスタジオですよ」

「何分前に退出とかありますか」

「いえ。夕方まで好きにできますよ」

「え・・・、レンタルじゃないんですか。レンタルだと時間厳しいのに」

「私はここのね・・・」

「ここの・・・？」

「えらいさんなのです。だから貸してもらえるのです」

「えらいさんなんですね・・・」

「そう。えらいさん。だから時間は気にしないでください」

そして、えらいさんとトレーナーのダンスが始まる。。

どれほど上達するだろう。

帰り、スタッフがビールが美味くなるドリンクくれる。

チラッとダンス習って、夜は旨味ビールだぞい。

ご機嫌の一日だ。