遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

私は下品だった。

2021.08.23

知らなかったマジエステの世界。

「ボディリンパがお好きということで、ゆるめにしました」

「え?もっと強いのがあるの?」と私。

「セルライトはもっと強いです」

「やってみて、やってみて」

そして、・・・悲鳴。中断。。。。

セルライトは正式には「セルライトファイター」というそうだ。

ファイターだで!? すごくね?

エステティシャンという職業は、肩こりの客より、セルライト気にする客のほうに本気出すようだ。

肩こりファイターっちゅーのがあってもええんちゃうん?

 

「今日、力の強いエステティシャンいます?」

「はい。初回に担当した者です」

・・・なんも覚えてない。

「私はお客様をよく覚えております」

・・・こういう営業リップサービスうまいんだよね。

「ほんとに私のこと覚えてる?」

「はい。覚えております。これで大東洋行かんでええわぁぁ、と、おっしゃってました」

・・・そんなこと言うのは絶対、私だ。

 

本気のエステは、とっても上品だ。

「ねぇ、このテスター、使ってもいい?」と美容液使ってみる。

「お気に召しましたか?」

「値段が高いから。理由はそれだけ」

本気のエステに行くと、自分がとっても浪花のおばはんに思えて仕方がない。、。

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