お料理屋さんというのはいったい・・

女友達と鳥料理屋さんに入った。

ストレートに店員さんに聞いた。

「鳥鍋と、餃子と、焼き鳥、って、食べられる量ですか？」

「無理だと思います」

「じゃあ、鍋と餃子」

二人で全部食べて言った。

「足らんやん・・・」

追加で、焼き野菜と焼き鳥食べた。

「まだ足らんやん」

出汁巻き卵と、どんぶり飯をそれぞれ頼んだ。

「どんぶり飯、それぞれ一個ですか？」

「はい。それぞれ食べます」

・・・もおお・・・足らないって言ったから、中途半端なご飯になって、結果、どんぶり飯をかき込むハメになったじゃないっ。

翌日、ちゃんと体重増えている。

私が大食いなのではない。

友人も同じ量を食べた。

つまりは、世間の一人前が少なすぎるのだ。

どんぶり飯をかき込む友人の、悲しそうな表情が忘れられない。