遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

酔っぱらった夜

2020.12.23

突然の旧友のお誘いがあり、忘年会になった。

大学生以来、しこたま、酔った。

演劇部の合宿で、二度と、酩酊するまいと誓って以来の、酔い方をした。

歩くのもつらく、友人の肩を借りて帰路につく。

代行運転を頼んだ。

運転手さんから、言われた。

「そんなに酔って、大丈夫ですか、肩貸しましょうか」

車から降りれなかった。

「そーしてくれる?」

「遙さん、こんなに酔っぱらっても、美しいです」

「それ・・・広めてくれる?」

「僕、駐車場に停めましょうか」

「大丈夫や」

マンションロビーで管理人から声かけられる。

「大丈夫」と歩く。

 

皆が、酒に走り、酒を手放せないのが、少し理解できる。

まっすぐ歩けない。

ふわふわする。

気分悪いのに幸福感がある。

どーとでもなれっ、と、気持ちが大きくなる。

 

こうやって、精神のバランスをとって生きているんだな、と分かる。

今日はなんもできんかった。

ジムにも行けず、ジョギングもできず。明るい時間から酒をかっくらった。

 

帰宅後、実家からメールあり。

「きなさい」のひとことで、酔いから覚める。。。

 

きっと、何かで、私、叱られる・・・。

 

 

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