遙日記
青春の定義
2025.08.26
喋るっていい。
最近はメールで完結するけど、喋ってみるとわかる。
とても相手の距離が近くなる。
漂うように、テーマがあっちこっちに流れる。
その中に発見があったりする。
漂ったからこそ「それなに?」と聞ける。
そして、教えてもらえる。
夜、寝る前に必ず喋る相手もいる。
1時間、必ず喋る。
中学生の時、帰宅路で立ち止ったまま喋った記憶がある。
話が尽きなくて帰宅できないのだ。
たまたま長電話じゃない。
毎日長電話だ。すると中学生の頃にフラッシュバックする。
大学時代に友人と新幹線に乗った。
新大阪で降りる時、乗り合わせたビジネスマンに言われた。
「よー喋ったな・・・」
3時間を喋り続けた昭和の青春だ。
便利な時代になると失われるものがある。
無駄な喋り、特別用事のない電話、だ。
青春を取り戻しつつある私の今日。