遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

花火の夜に想う

2025.07.26

外に出ることが危険。

それを実感する日々の暑さだ。

そんな中、天神祭りの花火が昨夜。

花火が上がる轟音と閃光。

大阪城と屋形船と花火。

この3つが揃うと、ああ大阪だなぁ、と実感する。

 

「お前の部屋に行ってええか」

 

兄が、女友達の揃う私の部屋に来た。

「来てもええけど、すぐ帰れ」と私。

兄は自分自慢をしてすぐ出て行った。

今朝、最年長の姉からメールが。

「あんたの部屋から帰ってきたら足に怪我しやったで。血が」

兄は、浮かれて、怪我に気づかず、姉の家に行った。

 

 

「浮かれるからじゃ」

 

 

若い女性が並ぶと浮かれた兄。

怪我にも気づかず、てか、なんで怪我すんねん。

花火の轟音で暑気払いをし、浮かれた兄を見て気を引き締める。

そんな花火の夜。

 

 

 

 

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