遙日記
寿命とカネ
2025.02.22
若い男性たちが私の部屋に来た。
エアコンメーカーの人たち。
若い男性2人と年配男性1人。
彼らは古くなったエアコンの買い替えを勧める。
買えば20年は持つだろうエアコン。
自分の寿命から逆算してみた。
「私はあと20年は生きるだろうから、あ、30年かな・・」
その時、若い男性たちがクスクスと笑った。
それは「寿命だなんてオーバーな」という優しい笑いだった。
年配男性は笑わない。
私の、寿命とカネの天秤、が、彼には理解できる。
この笑い声は、寿命を考えたことのない若さの笑いだった。
まぶしい・・・
笑顔を見て、また思った。
若い女性にしか感じない眩しさが、若い男性にもある。
総じて、眩しさは優しい笑顔にある。
中高年はどうなんだろう。
眩しい一瞬がどこかに残されているんだろうか・・。
どんなシーン。どんな表情に、魅力爆弾がさく裂するんだろう。
てか・・・魅力的な中高年って、いるのか?