遙日記
梅田で絶望を拾う
2024.10.04
梅田にて・・
大通りから一本路地に入ったところにそれはいた。
3人の若い白人女性たち。なにやら立ち話してる。
見てすぐわかった。
ファッションモデルだ。
無礼にならない程度にじっと見て、通り過ぎた。
私の連れの女性に言った。。。
「打ちのめされるなぁ・・・」
あそこまで美しければ、「美しいなぁ」じゃない。
打ちのめされて、腰が砕け、しゃがみ込んで、立ち上がれない。
それくらい、美しい・・・。
「私も頑張ろう」なんて逆立ちしても出ない。
100回生まれ変わっても無理な美しさがこの世にある。
だから「ああなりたい」も思わない。
ただ、打ちのめされる。
美しさが希望でも夢でもなく、絶望しか与えない事実。
周りを幸せにする美しさなんてたいしたことない。
究極に美しければ、周りを不幸にするのだ。