遙 洋子 Yoko Haruka

遙日記

私にも限界はある

2024.10.02

「私はすぐ~したい、を、英語で話しなさい」と先生。

英会話のグループレッスンでのこと。

隣りの美しい女性が英語で言った。

「私はすぐ、うどんが食べたい」

 

 

うどんて・・・

 

 

自分の笑いスイッチが入ったのがわかった。

笑いを必死でこらえて順番を待った。

「では、~しないではいられない、を、英語で」と先生。

隣りの美しい女性がまた、

「私はうどんを食べないではいられない」

 

 

だから、なんで、うどんやねん・・・

 

 

そう心で突っ込んだ瞬間、もう笑いを止められなくなった。

爆笑すると失礼だから、うつむいてブルブル震えた。

「では、次、ヨウコ、例文を喋りなさい」と先生。

顔を上げたが、もう、うどん以外思いつかず、全身が震える。

「ヨウコ?」と先生。

喋ろうとすると、涙がワッと出て止まらなくなった。

「先生!ヨウコが泣いてる!」と他の生徒が騒ぎ出す。

 

 

だから、なんで、うどんやねんて・・・

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